kimi-panのブログ

小児アレルギー専門医が食物アレルギーを栄養学で治す事に挑戦している診察室

いい例え

先日外来である保護者の方から、

「タンパク質ばっかり食べていいんですか?」

と質問されました。

 

「まずタンパク質を十分摂って欲しい」という気持ちが強すぎてしまい、保護者の方を逆に不安にさせてしまっていると思いました。

 

その瞬間こんな例えを言いました。

「タンパク質を摂らないで他の栄養を摂ることは、卵がないのに卵焼きを作ろうとしているようなものですよ」

保護者「え?」

「最高の油や調味料やフライパンやコンロを準備しても、卵がないと卵焼きは作れないですよね?」

保護者「確かに」

私「タンパク質は卵の役割なんです。もちろん、油や調味料やフライパンやコンロも大事ですけど、卵がなければ作れないんですよ。卵を用意してから、他の必要なものを準備すればいいんですよ

保護者「なるほど。タンパク大事ですね!やってみます」

私「よろしくお願いします!!」

 

我ながらいい例えができたので、ちょっと自慢させてもらいました😊

 

以前に記載したように、子供は体重×1.5g/日のタンパク質を摂取することから意識してください。それができたら、ビタミン・ミネラルも意識するようにしてみましょう!!