kimi-panのブログ

小児アレルギー専門医が食物アレルギーを栄養学で治す事に挑戦している診察室

ビタミン

次にビタミンです。

ビタミンは体やエネルギーを作るための回路の潤滑油です!!ビタミンがないと、原料であるタンパク質や脂肪酸がいくらあっても効率よく体やエネルギーを作れません。なので、ビタミンは積極的に摂りましょう!

 

ビタミンには大きく分けて2つあります。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンです。分類すると下記の通りです。

水溶性ビタミン:ビタミンB・ビタミンC

脂溶性ビタミン:ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK

 

この中でまずしっかり摂ってもらいたいのは、ビタミンB・C・Eです!!

大雑把にいうとビタミンBはエネルギーを作るのに必要となり、ビタミンCは体を作るのに必要です。ビタミンEはB・Cの効果を高めてくれます。まずこの3つをしっかり摂ることを心がけてください。

どれくらい摂ればいいかというと、大人の場合はサプリメントの量でいうと、

ビタミンB(200mg/日)

ビタミンC(6000mg/日)

ビタミンE(800IU/日)

摂るといいと思います。

 

子供の場合は年齢や体重で量を変えた方がいいのですが、目安としては下記の感じがいいと個人的に思います。

ビタミンB(200mg/日)

ビタミンC(体重×0.2g/日)

ビタミンE(400IU/日)

 

水溶性ビタミンは排泄されやすので過剰にはなりにくいですが、ビタミンCは10g/日を超えないようにして下さい。

脂溶性ビタミンも細胞内に貯まりやすいので摂りすぎには注意してください。

サプリメントも飲める子には積極的に使用してもらってかみません。

 

それぞれのビタミンについてはまた後日記載します。